うるる、ディーエムソリューションズとマーケティング支援で業務提携

 主婦向けクラウドソーシングサービス「シュフティ」登録の在宅ワーカーによるアウトバウンドコールサービス「フレックスコール」事業を運営する、うるる(東京都中央区、星 知也社長) は、ディーエムソリューションズ(東京都武蔵野市、花矢卓司社長)とマーケティング支援における業務提携を行った。

 同業務では、ディーエムソリューションズが提供するダイレクトメールサービスにおいて、アフターコール(到着確認の電話)としてうるるが提供する在宅ワーカーを活用したサービス「フレックスコール」を活用する。これによりダイレクトメールの反響率をより増加させることを実現。業務提携初年度にあたる2018年3月末までに、まずは100社へのサービス提供を目指す。

■業務提携の背景
 見込み客に対して直接チラシやパンフレットなどの販促物を届ける「ダイレクトメール」は、セグメントしやすくピンポイントで届けられるマーケティング手法として根付いている(市場規模:3804億円、『日本の広告費』電通調べ)。その一方で数多くの企業がダイレクトメールを送るため、顧客は大量の販促物を受け取ることになり、反響率が上がりにくい事象も起こっている。これを解決するための効果的な施策が「追っかけコール」になるが、大量にダイレクトメールを送った後の「追っかけコール」は時間や手間がかかり、自社で実施することが難しい作業だ。

 こうした背景の中、約36万人の在宅ワーカー会員を抱えるうるるが、自社で行ったダイレクトメールに対して在宅ワーカーを活用し「追っかけコール」を実施したところ、実施前と比較し4.6倍の反響を得ることができた。これを受けディーエムソリューションズと連携し、ダイレクトメールサービス後の「追っかけコール」を、うるるが展開している在宅ワーカーを活用したアウトバウンドコールサービス「フレックスコール」にて実施するサービスの提供開始に至った。

 この業務提携によりダイレクトメールの反響率を上げ、より効率的なマーケティング手法の実現を目指す。また、このような新しい業務が生まれることで、時間や場所に捉われない柔軟な働き方を多くのワーカーに提供することを目指す。

■利用企業ニーズ
【販促物送付時】送付先企業に対して到着確認の電話を実施し、その流れでニーズなどを確認
【調査時】調査票を送った企業に対して到着確認の電話を実施し、回答期限などを伝達

■フレックスコールの概要
 主婦向けクラウドソーシング「シュフティ」の約36万人の在宅ワーカーを活用したコールサービス。100件程度の小ロット案件でも、低額かつ迅速に対応することが可能。教育コストを賄うためある程度のボリュームがないと流通しないコール案件を、コール業務経験などを保有するワーカーを活用することで、中小企業にニーズの高い100件程度の小ロットから可能にした。さらにワーカーの15分程度の隙間時間を組み合わせることによって、低額での対応も実現した。また、あらかじめコール可能な在宅ワーカーを活用するため、要員の確保や体制環境の構築というプロセスが不要となり、最短2日でアウトバウンドコールを開始することが可能となる。

2024年01月31日 18時11分 公開

2017年07月13日 10時21分 更新

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