イオントップバリュ、商品情報一元管理システムをForce.com上で構築

 イオントップバリュ(千葉市、仲矢長蔵社長)は、イオングループのプライベートブランド「トップバリュ」の商品全点の情報を集約し、企画から販売までのプロダクトライフサイクルを通して一元的に管理するシステムをセールスフォース・ドットコム(東京都港区、宇陀栄次社長)のエンタープライズクラウドプラットフォーム「Force.com」上に構築した。

 従来、イオントップバリュは、商品に関する情報を企画、製造、販売などの工程ごとに独自のシステムや表計算ソフト、紙媒体などで管理していた。これらをクラウド上データベースに集約し、社内および製造委託先や外部委託先、バイヤーなどに複数の専用ポータルサイトを設けてスムーズかつリアルタイムな情報共有を目指す。

 システム構築ではアジャイル型開発手法を採用した。今後、商品の拡充に合わせてデータベースを拡張するとともに、工程間の情報共有や品質管理などの機能を順次追加・統合する方針。自社で販売する国産牛肉の生産履歴を確認できる独自のトレーサビリティシステムを構築中だ。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年01月10日 15時49分 更新

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