日立ソリューションズ、通話録音管理システムの提供を開始

日立ソリューションズ(東京都品川区、柴原節男社長)は、通話録音データを一元管理できる「音声認識管理システム」の提供を1月20日から開始した。

音声認識管理システムは、複数の通話録音サービスや通話録音装置で取得した音声データを一元管理する機能を提供する。多拠点展開する企業におけるコンプライアンス管理などに適している。


構成イメージ
「音声認識管理システム」の構成イメージ


オプション利用により、音声認識による通話録音データのテキスト化も可能。電話番号や通話日時、通話時間といった従来の検索キーに加え、通話内容に含まれる任意のキーワードで検索できる。例えば、コールセンターにおいてはNGワードを含む通話の抽出など、モニタリング業務の効率化が期待できる。さらに、CRMシステムと連携し、名前やID、通話記録など顧客情報をキーにして音声データを抽出することもできる。

管理画面
管理画面(クリックで拡大表示)


同システムの対応サービス・システムは、以下の通り。
・KDDIの携帯通話録音サービス「通話録音機能」
・NTTドコモの携帯通話録音サービス「通話録音サービス」
・ナカヨのビジネスホン「NYC-iF」
・ナカヨ電子サービスのIP-PBX「VC-SIPCシリーズ」対応通話録音装置
・長塚電話工業所「NS-4U」

料金は、80万円(5ユーザーライセンス)~。

2024年01月31日 18時11分 公開

2017年01月20日 12時44分 更新

その他の新着記事