サイボウズ、「札幌新カスタマーセンター」を開設

グループウェアなどのチーム・コラボレーション・ソリューションを提供するサイボウズ(東京都中央区、青野 慶久社長)は、クラウドサービスを中心とした業容の拡大に伴い、「cybozu.com」のコールサポート拠点となる札幌新カスタマーセンターを新たに開設、11月2日より業務開始した。

同社は、2008年より愛媛県松山市にカスタマーセンターを開設。ソリューション導入を検討している企業をはじめ、利用中のユーザー企業への問い合わせに、平均98%という高い応答率で対応してきた。2011年にクラウドサービス「cybozu.com」をリリース後、契約数の増加に伴い顧客企業からの問い合わせも増加。今後も電話がつながりやすく、高い対応品質でサービスを提供していくため、札幌に新たなカスタマーセンターを設立すことにした。

札幌にセンターを開設した理由は、自治体がコンタクトセンターを積極的に誘致しており、安定した人材の確保が見込める点や、有事にも万全のバックアップ体制を整えるというBCP対策の点から、災害に強い立地環境であると判断したため。札幌新カスタマーセンターの運営には、サポートサービス業界では世界最大のメンバーシップ団体であるヘルプデスク協会(Help Desk Institute)から「サポートセンター国際認定」で国内最高レベルの評価を獲得した実績のある、富士通コミュニケーションサービス(横浜市西区、乙黒 淳社長、以下CSL)をパートナーとして選定した。


CSLと組むことにより、今まで以上に高い品質のサービスを提供し、より手厚く対応していく方針。札幌新カスタマーセンターでは、今後もクラウドサービスの顧客企業の増加に合わせて、順次拡大していく計画だ。

2024年01月31日 18時11分 公開

2015年11月02日 13時14分 更新

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