テクマトリックス、「CRM FORUM 2015」を開催

テクマトリックスは2015年2月20日、「テクマトリックス CRM FORUM 2015」を開催した。

冒頭、基調講演に先立って小泉純一郎氏が登壇し「日本の歩むべき道」と題して特別講演を行った。東日本大震災後の被災地における「譲り合いの精神」を例にとり、日本が国際社会において競争力を高めるための心構えを語った。

  小泉純一郎氏

基調講演は、「競争力を高めるコンタクトセンターとは」をテーマに、テクマトリックスCRMソリューション事業部の鈴木猛司事業部長と岩元利純副事業部長が企業におけるコンタクトセンターの役割について語った。鈴木事業部長は、「10年以上コンタクトセンター業界に携わってきたなかで、企業のカスタマーサポートはいまが最も高い水準」と話し、顧客体験において差別化を図るには、顧客期待をはるかに上回る価値を提供する必要があることを強調した。

鈴木猛司事業部長

「今後は、顧客が望むものは何かを想像し行動をおこすために、オペレータがゆとりをもって業務に臨み、集中できる環境にあること肝要。それを提供することこそが当社の使命」(鈴木事業部長)

続いて、岩元氏は、同社のコンタクトセンターCRMシステム「FastHelp(ファストヘルプ)」の新版「FastHelp5」を紹介。新版で刷新したUI(ユーザーインターフェース)を中心に、デモを交えて特徴を解説した。

そのほか、パートナー企業23社、日本コカ・コーラなどユーザー企業4社の合計28社が、コンタクトセンターやCRMに関するソリューションや事例をセッションと展示を行った。会場は、2000名以上の来場者でにぎわった。

2024年01月31日 18時11分 公開

2015年03月06日 15時47分 更新

その他の新着記事