インターコム、「まいと~く FAX Center エンタープライズ」新発売

 インターコム(東京都台東区、松原由高社長)は、累計1万2000社の導入実績を誇るFAXサーバーソフトの最上位版として、WebブラウザでのFAX送受信や履歴管理、外出先でのFAX送受信、仮想化環境や冗長化環境での運用に対応する「まいと~く FAX Center エンタープライズ」を開発、2014年12月に販売を開始する。

 「まいと~く FAX Center エンタープライズ」は、専用FAX機や複合機を使って「紙」でやり取りしているFAX送受信をペーパーレス化・電子化して、業務効率化とコスト削減を同時に実現する最新のFAXサーバーソフト。従業員が行うFAX送受信やシステム管理者が行う各種設定をWebブラウザで行うクライアント機能を搭載し、わざわざFAX機まで行ってFAX送信したり、受信FAXを仕分けたりする必要がなくなる。また、取引先からの急な依頼で外出先からFAX送信が必要になった場合でも、FAX原稿をメールの添付ファイルで送信することで取引先へFAX送信でき、FAXのためだけに帰社するといった無駄を省ける。このほか、同商品は最大72回線までの拡張、サーバー運用を効率化するサーバー仮想化環境での運用、サーバー障害時の復旧を自動化する冗長化機能、通信費が安い送信経路を自動選択するLCR機能を実現、より大規模なFAX運用時に必要とされる拡張性や信頼性、経済性といったニーズに応えることができる。

 インターネットやメールが広く普及した今日でも、未だFAXを活用している企業は少なくない。とくに製造業や流通業では、多種多様な取引先を抱え、一部の要望によるFAXを使用した見積書や受発注書のやりとりがなくならない。このため、取引先からの至急のFAX受信確認やFAX送信依頼に対応するためだけに会社へ戻ることもしばしば発生している。また、金融業や保険業では、信用書類などで手書き文書を使用しており、支店間、企業間のやりとりにFAXを使った方が都合がよいといった場合もある。このようなFAXがなくならない企業にとっても、FAX機/複合機の制約、FAX送受信の手間、「紙」での管理の煩雑さなどに不満があり、FAX業務のシステム化やデータ化には強いニーズがある。

 「まいと~く FAX Center エンタープライズ」は、FAX業務の効率化やコスト削減、外出先でのFAX送受信(ワークスタイルの変革)など、これらのニーズに対応する最新かつ最上位のFAXサーバーソフトとして通信ソフトのインターコムが新開発する製品となる。

■システム構成概要

2024年01月31日 18時11分 公開

2014年09月03日 13時32分 更新

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