「Sales night!」開催、セールステック3社がインサイドセールスのトレンドを議論

インサイドセールスのトレンドを検証

Web接客ツール「OPTEMO」を提供するOPTEMO(東京都千代田区、小池桃太郎代表取締役CEO)は、都内でイベント「Sales night! 注目のセールステック企業3社に聞く!最先端のインサイドセールス手法とは」をRECERO、インフォボックス、amptalkと共催で開催した。

当日は、OPTEMOの小池CEO、インフォボックスの清水俊介COO、amptalkの横尾 賢ディレクターが登壇。RECEROの田中大輔代表取締役がモデレータとして、質の高い商談を作るコツ/実践例、良いリストの定義、データを駆使した最新の手法などを質問。各氏はインサイドセールスの要諦を経験に基づいて具体的に議論した。

とくに課題視されやすい、「ニーズとタイミング」について、清水氏は「ニーズは仮説をちゃんと立てることがポイント。タイミングは、Webサイトなどの行動ログから捉えるなど、データの使い所を見極めること」をポイントとしてあげた。

また、「良いリストの定義」について、横尾氏は「ニーズが明確な層と、ニーズがあるかを検証してみたい層のリストを混同しないようにしている。目的が違うので、オペレーションも担当も分けている」と説明した。

最新のインサイドセールス手法について、各氏はインテントに関するデータが取れるようになったメリットを強調。そのうえで小池氏は、「短期的には“量”が重要。ただし、ストレスフルな仕事なので、人が辞めていくこと、強引なセールス電話の量も増えがちなので、外部からの評判が落ちるなど確実に中長期的なリスクは増えていく。担当者は、マーケティングを学ぶことで社内にあるデータを使いこなせるようになるはず。十分に学ばないままデータを使おうとするあまりデータに使われているというケースがよく見られるので注意が必要」と指摘した。

 

イベント後半はネットワーキング・パーティが開催され、参加者は積極的に情報交換していた。
 

2024年09月25日 11時11分 公開

2024年09月25日 11時11分 更新

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