テックタッチ(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:井無田仲)は、企業向けの生成AI活用プラットフォーム「Techtouch AI Hub」(テックタッチエーアイハブ)β版をリリースした。
これは、Webブラウザ上の業務システムページに生成AIを組み込み、従業員の業務効率化とAI教育を行うもの。
●背景
生成AIのビジネス活用は普及していない。ITリテラシーなどの要因から、効果的な活用アイデアの発案や自社業務へのカスタマイズもできていない企業が大半だ。
●ソリューション概要
「Techtouch AI Hub」は、Webページ上で生成AIを呼び出し、サイドバーを表示することで、AIのビジネス活用を促進するほか、ユーザーの利用状況を可視化する管理・分析機能も有する。
利用中の業務システムや閲覧ページの情報から作業内容を判断し、業務に合わせたLLMとの対話を促す。
プロンプト(AIへの命令文作成)により、社内規定へのチェックやメールの自動要約、顧客からの問い合わせへの回答自動作成、校正、業務システムへの自動入力、ワークフローの自動作成、顧客の声分析、マーケティング、人事評価、契約書作成や経理業務自動化など、あらゆる業務を効率化できる。
利用可能モデル(2024年3月時点):GPT-4 turbo / GPT-4 / GPT-3.5 turbo(今後追加予定)
主な機能は以下の通り。
・実装支援
生成AIで効率化したい業務、現状の業務の課題分析やAI活用アイデアの提示、言語モデルへの命令(プロンプト)の開発・最適化を支援
・管理/分析機能
効果測定はもちろん、ユーザーの利用パターンを分析・特定して全社に展開する分析機能を搭載
・ノーコードのエディター
直感的なノーコードエディター機能で各アプリケーションを簡単に作成・編集可能
・高セキュリティ
メンバー管理・権限管理、監査ログ対応、シングルサインオンなど
2024年03月14日 17時35分 公開
2024年03月14日 17時35分 更新