十六銀行、対話エンジン「BEDORE Conversation」を導入

十六銀行(岐阜県岐阜市、石黒明秀頭取)は、BEDORE(東京都文京区、上野山 勝也代表取締役)の深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用した対話エンジン「BEDORE Conversation」を導入。10月より運用を開始する。

同行では以前より成長戦略の一つとしてデジタル化を推進しており、顧客の利便性向上のため、顧客向けWebサイト刷新を図っていた。具体的には、Webサイト上にチャットボットを導入し、顧客サポートの自動化と、中長期的な社内の業務効率化を検討していた。

導入にあたり、BEDOREは十六銀行各部門のFAQを取り込んだうえで、再チューニングや会話フローの設計などを実施。「BEDORE Conversation」の詳細な機能説明も複数回、行った。結果、分析機能と簡便な運用を評価され、導入に至った。LINEなどのインタフェースとの連携が可能な拡張性と、金融機関独自の用語や表現を理解する精度の高さなども決め手となっている。

導入後は24時間365日、営業時間外でも受付可能な問い合わせ窓口を実現した。これによりWeb経由での各サービスの利用や申し込みの向上を狙う。今後は十六銀行の公式LINEと「BEDORE Conversation」を連携させるなど、非対面での営業力やデジタルマーケティングの強化、顧客接点の拡大を図る方針だ。

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2021年10月07日 18時29分 更新

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