静岡ガス、ALBERTが提供するAI対話エンジン「スグレス」を導入

静岡ガス(静岡県静岡市、岸田裕之代表取締役 社長執行役員)は、Webサイト内にALBERT(東京都新宿区、松本壮志代表取締役社長)が提供するAI対話エンジン「スグレス」を導入し、2021年9月より運用を開始した。設計・構築は、オムニチャネルソリューション「AIChat」を提供するKDDIエボルバ(東京都新宿区、若槻肇代表取締役社長)が行った。

静岡ガスは、静岡県の中部から東部を主なエリアとして、都市ガスや電気エネルギーを供給している。主力事業である都市ガスは、約32万件の顧客を抱えている。問い合わせ業務の満足度向上のため、同システムの導入に至った。

スグレスは、自然言語での自動応答機能や自動学習機能を備え、LINEをはじめ、さまざまなメッセンジャーツールと連携できる点が特徴だ。チャットボットが「回答の信頼度が高い」と判断した場合にはダイレクトに回答するが、別の回答候補が想定される場合には、顧客に質問したり、類似する回答内容を候補として提示するなど、柔軟な応対フローを設計できる。テキストだけではなく、画像の提示も可能だ。


提供開始から10日間で、平均81%の正答率だという。

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2021年10月05日 17時02分 更新

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