富士通/富士通フロンテック、ATM向けコミュニケーションツールをリリース

 富士通と富士通フロンテック(東京都稲城市、利根廣貞社長)は、金融機関のATMコーナーにおいて、顧客とのコミュニケーションを支援する「FUJITSU Financial Services ATM Comdisplay」を開発、販売開始した。

 同製品は、ATM上部の空きスペースに19.2型の横長液晶ディスプレイを搭載し、操作する顧客に向けさまざまな情報を告知するもの(写真)。

 具体的には、金融商品の広告、地域や時期に応じたキャンペーン情報などをはじめ、操作状況に応じてATMが取り扱うことのできる取引種類の案内や、時間帯に応じた手数料の表示、振り込め詐欺防止の注意喚起メッセージなどが表示でき、切り替えることも可能。さらに、顧客のカード情報をキーに、金融機関の顧客情報管理システムと連携することで、顧客ごとに適切なメッセージを表示することもできる。

 すでにクレディセゾン(東京都豊島区、林野宏社長)がクレジットカードを取り扱うATMにおいて、カード取り忘れ防止の注意喚起やキャッシング関連セールス情報の表示を目的に導入、2月から稼働している。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年03月26日 14時12分 更新

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