フュートレック、コールセンター向け音声認識で「要約PoCパッケージ」を開始

 フュートレック(大阪市淀川区、浦川康孝社長)は、音声認識事業で進めている「コールセンター向け音声認識」において、「音声認識・要約PoCパッケージ」を新たに開始した。

 「音声認識・要約PoCパッケージ」は、フュートレックとエーアイスクエア(東京都千代田区、石田正樹代表)、オプトエスピー(東京都新宿区、山田 豊代表)の3社で連携して販売する。フュートレックとエーアイスクエアは、2019年7月にコールセンターや会議録の市場を中心としたビジネス領域の拡大等を目指し、業務提携契約を締結している。

 同パッケージは、「システムによる、コールセンターへの問い合わせ内容の要約・分析」を検討する企業に、PoC(実証実験)の環境を提供する試験導入パッケージ。従来、コールセンターの運営改善に、これらのシステム導入を検討する場合、「通話録音」「音声認識による通話の書き起こし」「書き起こしからの通話内容の要約・分析」でそれぞれの事業者を選定し、個別に効果や連携を検証する必要があった。今回発表したパッケージでは、オプトエスピーの通話録音サービス「FlexLog」、フュートレックの音声認識エンジン「vGate ASR2」と、エーアイスクエアの要約・分類システム「QuickSummary」を連携して集音から要約まで一貫して提供する。

 各段階の事業者選定の手間を削減したワンストップパッケージで、コールセンターへの問い合わせ内容の要約・分析を簡単に試すことができる。

2024年01月31日 18時11分 公開

2020年03月31日 12時49分 更新

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