多摩大学大学院、「経営視点からのコンタクトセンターの活用」開講

 多摩大学大学院は9月、2期目となる「経営視点からのコンタクトセンターの活用」を開講する。
 本講座では、事例研究を通じてコンタクトセンターの企業経営への活用方法を実践的に習得する。

 講座の内容は以下の通り。
時代の文脈で捉えるコンタクトセンター
 ・デジタルシフトが進む中でのコンタクトセンター顧客接点の価値とは.
コンタクセンター顧客接点の基礎となる考え方
 ・顧客満足と事前期待
 ・サービス品質の定義とサービス・トライアングル
 ・顧客ロイヤルティの定義と管理指標
 ・従業員満足とバリュー・プロフィットチェーン
 ・KPIツリーによる.える化(経営から.た価値、お客様から.た価値、従業員から.た価値)
先進企業の事例研究(外部講師講演)
 ・コンタクセンター活.先進事例についての実務者による講演と双方向ディスカッション
顧客接点における人工知能の活用と方向性
 ・AIと人間との違いについて考える
 ・AIによるコミュニケーションの限界
 ・人が得意とする領域と人.知能が得意とする領域の理解
 ・顧客接点における人.知能の活.と方向性
価値を創り出すモデル・デザイン
 ・コンタクトセンターの現状価値分析から、新たな価値を創り出す活用モデルをデザイン
コンタクトセンターの経営への活用モデル(一部)
 ・企業経営へのコンタクトセンターの活用モデルについて事例を交えて学習する。
 [経験価値提供型]
  お客様の負担軽減や心に響くサービス提供により顧客ロイヤルティを獲得するモデル
 [ 機械との協調型]
  AIや機械の処理が難しい部分をコンタクトセンター(人)が支援することで価値を高めるモデル
 [マーケティング型]
  お客様の声やお客様との会話を通じてマーケティング仮説の検証を.うモデル
 [感情誘因型]
  お客様のマイナスの期待(こうなって欲しくない)やプラスの感情に働きかけるモデル
 [価値共創型]
  お客様との価値共創によりお客様のファン化を促進するモデル
 [セールス支援型]
  顧客属性やチャネル特性に合せ、営業やネットと連携協業するハイブリッド型モデル
 [プロセスマネジメント型]
  コンタクトセンターによる複数プロセスの集中コントロールによって全体最適化を図るモデル
演習Ⅰ.経営課題とコンタクトセンターの現状分析
 ・演習対象の企業(自社)の経営課題把握(中期計画や各種分析)
 ・現.コンタクセンターの価値の把握と価値向上ための課題抽出
演習Ⅱ.コンタクセンターを活かした改善・改.
 ・自社の経営課題に対してコンタクセンターを活かし改善・改革策を策定しプレゼンテーション
 ・プレゼンテーション/ グループディスカションを通じてブラッシュアップしレポート提出

講師は、イー・パフォーマンス・ネクスト代表の宮崎義文氏。
出願期間:秋学期8月13日(火)~8月30日(金)
授業料:12万円(単位認定あり)または6万円(聴講のみ、単位認定なし)
場所:多摩大学大学院品川サテライト品川インターシティフロント5階
履修期間:6カ月(9月20日、10月4日、10月18日、11月1日、11月15日、11月29日、12月13日、1月10日、1月24日)
授業時間:18:30 ~ 21:40 (10分間休憩あり)

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2019年07月08日 13時59分 更新

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