アドバンスト・メディア、AmiVoiceR Communication Suiteに感情解析機能とLSTM技術を搭載

 アドバンスト・メディア(東京都豊島区、鈴木清幸会長兼社長)は、コールセンター向けAI音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite」に感情解析機能とLSTM技術を搭載した。感情解析は、ログイット(東京都豊島区、小宮泰喜社長)が提供する感情解析ソリューション「LVAS」を採用している。

 AmiVoice Communication Suite は、230社を超える導入実績がある、コールセンター業界で大きなシェアを占めるAI音声認識ソリューション。顧客とオペレータの会話をテキスト化し、VOC分析や通話モニタリング、コンプライアンス対策などに活用することができる。今回、新たに感情解析機能の搭載と、音声認識エンジンにディープラーニングの発展技術であるリカレントニューラルネットワークの「LSTM(Long Short-Term Memory)」の実装を行った。

 感情解析機能は、喜び、悲しみ、怒りなど、顧客とオペレータの双方の感情をパラメータで表示する。通話内容のテキスト化に加え、感情を可視化することで、随時変動する顧客の感情に合わせた適切なコミュニケーションが可能となる。また、オペレータの応対品質評価やマーケティング戦略などへの活用も可能。ログイットの提供する感情解析ソリューション「LVAS」を採用している。


 LSTM技術は、リアルタイムクライアント認識版の音声認識エンジンAmiVoiceに実装した。過去の情報を加味しながら処理を行うことで、とくに話し言葉を中心とした自然発話の認識率が大きく向上し、従来型の音声認識エンジンと比較してエラー改善率が最大20%向上している。

2024年01月31日 18時11分 公開

2018年11月01日 11時30分 更新

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