三菱インフォメーションシステムズ、ディープラーニングを活用したFAXOCRを発売

三菱インフォメーションシステムズ(東京都港区、牧野友明社長)は、ディープラーニング(深層学習)を活用したFAXOCR「MELFOS(メルフォス)シリーズ」を10月17日に発売した。

MELFOSシリーズは、同社が独自に開発した「ディープラーニングOCRエンジン」の搭載により、読み取り精度を向上。従来製品と比較して、不読率(認識結果が得られなかった率)を24%低減、誤読率(認識結果が間違っていた)50%低減に成功した。


イメージ図
「MELFOS」のシステムイメージ


帳票の読み取りに使用する認識辞書は、同社が蓄積した実運用データ約30万文字をベースに生成したものを標準提供する。将来的には現在の3倍超の100万文字の認識辞書データを蓄積する予定。

また、帳票IDの表示がない取引先固有帳票については、AI技術の活用により自動仕分けして読み取ることで、手動による入力負荷の削減を図った。

利用料金は、システム型「MELFOS」は、292万円(基本ソフト、税別)~。SaaS型「MELFOS on Demand」は、月額3万8000円~。

同社は、2020年3月までに100契約を目指す。

2024年01月31日 18時11分 公開

2018年10月24日 10時00分 更新

その他の新着記事

  • スーパーバナー(リンク1)

購読のご案内

月刊コールセンタージャパン

定期購読お申込み バックナンバー購入