TMJ、クラウド型アウトバウンドのシェアサービスを開始

 アウトソーサー大手のTMJ(東京都新宿区、林 純一社長)は、2008年より開始しているクラウド型のコールセンター設備提供サービスに、アウトバウンド機能を追加したサービスを提供開始した。
 TMJのクラウド型アウトバウンドシェアサービスは、単なる設備の提供だけでなく、高度なアウトバウンドのスキルを持つ運用管理チームとあわせて提供する。アウトバウンド運用は、単純な発信だけでは望ましい結果を得ることができず、発信戦略に基づいてアウトバウンド専用の設備を利用し、専門知識を持つスタッフがデータ運用を行うことで、高い効率と成果を得ることができる。また、クラウド型サービスを利用することで、設備投資を大幅に抑えることが可能となる。

 同は、TMJのデータセンターに設置されているAvaya製ダイヤラーシステムをWAN回線経由で利用拠点(利用者オフィス)より接続利用する。1席より240席(近日中に430席まで拡張予定)まで拡大可能なシステムキャパシティを保有しているため、クライアントの要望や業務要件に応じた柔軟な構成が可能。発信モードは、プレビュー方式(顧客情報を確認後、手動発信)、プログレッシブ方式(オペレータが空き次第、自動発信)、プレディクティブ方式(オペレータの稼働状況予測を行い自動発信)の3種類に対応。とくにプレディクティブ方式では、プレビュー方式と比較して2倍以上の発信効率向上が可能になる。
 同サービスは、設備提供のみではなくダイヤラーを使いこなすための運用管理チームを組み合わせて提供することが最大の特長。TMJの熟練したアウトバウンドの運用ノウハウを活用し、単に専用設備を利用するだけでは難しい高い業務効率とパフォーマンスを実現することができる。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年02月18日 11時09分 更新

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