星野リゾート、電話コンシェルジュの在宅勤務を開始

星野リゾートは、総合予約窓口の電話基盤にNTTコミュニケーションズ(東京都千代田区、庄司哲也社長)のクラウド型PBXサービス「Arcstar Smart PBX」を採用。電話によるコンシェルジュ業務の在宅勤務を開始した。


採用の目的は、多様な働き方の確保。同社のコンシェルジュ業務は、国内外35カ所の宿泊施設を熟知し、顧客の要望にきめ細かく応えることが求められる。業務をひと通りこなせるようになるまで2年を要するため、既存スタッフのなかでもとくに優秀な人材が従事している。出産や育児、介護、転勤などライフイベントで出勤が困難になった場合でも、希望によって働き続けられる環境を用意した。
 

Arcstar Smart PBXの機能が利用できるソフトフォンをインストールしたPCを在宅勤務者に貸与。全国統一のナビダイヤル番号を通し、ACD機能によってコンタクトセンターと在宅勤務者にコールを振り分ける。さらに、内線番号への転送、保留機能も利用できるため、在宅勤務者からのエスカレーションや関係部門への確認もスムーズに行える。



導入イメージ
導入イメージ


計画当初はオンプレミス型の導入を検討しており、数千万円の工事費と2年程度の構築期間を見込んでいたが、今回の導入は初期費用数万円、10営業日で済んだという。

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2016年08月02日 10時00分 更新

その他の新着記事

  • スーパーバナー(コムデザイン)

購読のご案内

月刊コールセンタージャパン

定期購読お申込み バックナンバー購入