三菱東京UFJ銀行、アドバンスト・メディアのAI音声対話アプリを採用

 三菱東京UFJ銀行(東京都千代田区、平野信行頭取)は、アドバンスト・メディア(東京都豊島区、鈴木清幸会長兼社長)のAI(人工知能)対話ソリューション「AmiAgent(アミエージェント)」を利用したAI音声対話アプリ「バーチャルアシスタント」を採用した。

 バーチャルアシスタントは、音声認識技術・意図解釈技術を活用し、顧客からの音声による問い合わせに対応する、スマートフォンアプリ。音声による話し言葉で、銀行取引に関する質問をすると、仮想キャラクターのMAI(マイ)が、質問の意図を理解し、三菱東京UFJ銀行のホームページ掲載の「よくあるお問合せ(Q&A)」より、適切な回答を案内する。

 バーチャルアシスタントが質問に回答できない場合は、アプリを通じてコールセンターに電話をつなぐ。直前までのバーチャルアシスタントとのやり取りはコールセンターのコミュニケータに共有されるため、スムーズな対応を行うことができる。また、GPS機能にて最寄りの銀行・ATMを地図上に表示することもできる。

 AmiAgentは、従来、人が実施していた企業の窓口業務や対応などを、対話技術を用いて“素早く・楽しく・便利”に行う次世代型の音声対話システム。人工知能技術を活用し、自然な対話と高い認識率を実現している。人に替わり、顧客からの問い合わせ対応や雑談対話などの幅広い業務を集約し、自動化することで、ユーザーの利便性向上を実現する。なお、キャラクターの描画には、Live2D技術を用いており、親しみやすく柔軟で自然な動きを実現している。


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<アプリ名称>
バーチャルアシスタント 銀行取引Q&A

<開始日>
・Android版 :2016年3月14日(月)
・iPhone版 :2016年3月14日(月)以降(アプリ審査申請中)

<主な特徴>
・日常的な話し言葉での音声会話(音声認識技術)
・質問の意図を理解した返答(意図解釈技術)
・自然な声、表情や動き(音声合成技術・描画技術)
・コンタクト履歴の連携(コールセンター担当者への共有)
・店舗検索機能(地図機能連携)

2024年01月31日 18時11分 公開

2016年03月15日 10時19分 更新

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