キューアンドエー、仙台進出10周年企画「子ども参観」を開催

キューアンドエー(東京都渋谷区、金川裕一会長)は、8月31日、仙台センターで働く従業員の子どもたちを対象とした「子ども参観」を開催した。

同社は、仙台にコンタクトセンターを開所してから2015年9月1日で10周年を迎えた。現在は第二仙台オペレーションセンター・仙台テクニカルセンター・青葉テクニカルセンターの3拠点でコンタクトセンターを運営しており、従業員数は開所当時の約50名から約800名にまで拡大している。キューアンドエー全従業員の約5割が仙台で働いており、同社を支える重要な拠点となっている。

このほど開所10周年を記念し、従業員と従業員を支える家族への感謝を込めて、仙台ではじめての「子ども参観」を第二仙台オペレーションセンターで開催した。参加者は、幼児~小学生が中心で、高校生も交えた16名。イベントでは、親が働く職場の見学をはじめ、「マナー研修」や「お仕事体験」を実施した。

「マナー研修」では、同社が持つビジネスマナーやコミュニケーション能力向上などの“人財育成カリキュラム”の一部を学んだ。また「お仕事体験」では、名刺交換や電話応対を行った。親や大人の働く姿と環境に接し、会社で働くとはどのようなことかを体験することで、子どもたちが多くの学びを得ることを目的とした。

◆当日のプログラム
1:あいさつ
2:おしごとをするときのおやくそく
3:こんしんかい ~たべよう!つくろう!
4:へいかい~きねんさつえい~

まずは金川会長が子どもたちの前で、父母が勤務する会社が10年を迎えたことと、その感謝を分かりやすく伝える挨拶を行った。
次いで講師担当から、父母が働く会社の説明に始まり、仕事をするうえでのマナーをマンガを使ったスライドで分かりやすくレクチャー。その後、参加者同士での名刺交換を行った。はじめての体験に恥ずかしがる子や自慢げに名刺交換する子など、賑やかな雰囲気が会場を和ませた。

その後は2班に分かれてフロアー見学とコールセンター模擬体験。フロアー見学では、休憩室やトイレ、非常階段などのビル説明をメインに行い、広々とした空間で仕事をしていることを見学を通じて、感じてもらった。コールセンター疑似体験では、ミニコールセンターを設えた執務室で、子どもたち同士で電話会話を体験。若干3歳のオペレータも誕生し、はじめて触るビジネスフォンに興味津々の子どもたちが、相手からかかるコールを受電し楽しく会話した。



マナー研修の様子


はじめての名刺交換


今日からオペレータ

体験会の後は、ミニハンバーグ弁当や簡単な惣菜での懇親会。その片隅では、アイロンビーズを使った手造りのエンブレム作りもあった。金川会長も子どもたちと一緒にエンブレム作りに励み、時には子どもから作り方を教わるシーンもあり、親子体験ならぬ、(立場逆転の)上司・部下体験となる場面もあった。

最後は、全員一緒に記念撮影。帰りは、同社キャラクター「Q助」のシールを貼った紙袋に、今回の参観イベントの協賛、ヤクルト化粧品(ハンドソープとヤクルト)、コカコーラ社(ドリンク類)、バルーンアートのコペント社(風船)のノベルティを詰め合わせたお土産を手渡された。

今回参加した従業員(親)からは、「子どもにこのような体験
をさせもらい、いい夏休みの想い出になった」とのコメント。また、最年長の高校生からは、「親がこんな広い場所で仕事をしているなんて、思ってもいなかった」と、職場を見ることによって、親子間の距離が縮まった会ともなった。

今回の準備は、仙台管理室スタッフ全員がすべて手作りしたもの。会場や飾りの設置、お土産協賛、お弁当準備など大変だったものの、その手作り感は子どもたちにとって、楽しい空間になったようだ。1時間半という短い時間のイベントだったが、その思い出は子どもたちの心に刻み込まれたようだ。

2024年01月31日 18時11分 公開

2015年09月15日 16時04分 更新

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