HOYAサービス、NTTデータ先端技術の「VOISTAGE」に音声合成「VoiceText」を提供

 HOYAサービス(東京都中野区、大原幸男代表)の音声ソリューション事業部は、NTTデータ先端技術(東京都中央区、三宅 功社長)のCTI/コールセンター・システム「VOISTAGE」に、音声合成ソフトウエア「VoiceText」の提供を開始する。

 NTTデータ先端技術が提供する、CTI/コールセンターの総合ブランド「VOISTAGE」の、マルテメディアボックス音声合成オプションとして、「VoiceText日本語女性音声『SAYAKA』エンジンSDK」として提供。自然な音声かつ高速な処理を実現することで、聞き取りやすさ、リアルタイム性が求められる自動音声応答システム(IVR)で利用できる。主な用途は次のとおり。

・アンケートやマーケティングなど、大量のアウトバウンドによるさまざまなキャンペーンの実施など
・「機械的な音声ではお客様への印象が悪いから」と今まで諦めていた、コールセンターの一次応答など
・職員の緊急招集や子供の安否確認など、電話で確実に情報を取得・伝達するサービスなど
・図書館向けIVRシステムで、借りている本や予約している本のタイトルを読み上げる際など
・気象情報や災害情報など、即時性が求められる一斉同報サービスなど
・テレホンバンキングでの残高照会や振り込み相手先の読み上げなど
・株価やニュースなど、Webシステムと連動してコンテンツが頻繁に更新されるIVRサービスなど
・その他、マルチメディアボックスを使ったさまざまなシステムやサービスなど

 VoiceTextを利用することで、音声ガイダンスを簡単かつ動的に作成することができ、変更も容易にできるようになる。録音時のリテイク、雑音なども気にする必要がなくなる。VoiceTextエンジンSDKのシンプルでわりやすいAPI群は、言語・話者を問わず共通化され、効率のよい組み込み開発を実現する。

2024年01月31日 18時11分 公開

2015年04月30日 10時00分 更新

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