Value、AIロープレ研修サービス『talkBoost』の提供を開始

Value(大阪府大阪市中央区、土井直道代表取締役)は、コールセンターや架電業務向けのAIロールプレイング研修サービス『talkBoost(トークブースト)』の提供を開始した。AIが顧客役として音声で会話し、終了後には採点とフィードバックまで行う。開発したのは、現役のコールセンター営業マネージャーだ。

従来のロープレ研修は、SVや教育担当者が顧客役を務めるため多くの時間を要していた。担当者ごとに指導内容や評価基準にバラつきが出ることも課題だった。教育担当者の手が空かなければ、新人の練習機会も限られていた。

AIの声質は10種類から選べ、話す速度や顧客の性格、会話の難易度も設定できる。インバウンドとアウトバウンドの両方に対応する。「今忙しい」「間に合っています」といった断り文句をシナリオに登録しておけば、AIが会話の中で再現。返答に詰まったときは、あらかじめ登録した切り返しトークが画面に表示される。

採点は100点満点で、ヒアリング、提案、質疑応答、クロージング、コミュニケーションの5項目を基本とする。評価項目は企業の基準に合わせて設定可能。受講者は文字起こしや録音、改善コメントも確認できる。管理画面では、受講者ごとの実施回数やスコアの推移、項目別の強みと弱みをグラフで把握できる。研修動画などによる座学や理解度チェックのクイズも、同じサービス内で実施できる。

導入企業の1社であるフレックスでは、新人のロープレ実施回数が約10倍に増えた。入社1〜2カ月目の新人の生産性も2倍になったという。電力小売事業のA社では、初期研修の時間が16時間から7時間に短くなり、入社1カ月目の離職率が約30%下がった。

Valueは『talkBoost』の提供を通じて、教育担当者の負担軽減と新人の早期戦力化、応対品質の向上を支援する。今後も現場のニーズを踏まえ、AIを使った研修環境の充実を図る方針だ。

2026年11月04日 16時20分 公開

2026年11月04日 16時20分 更新

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