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クラウド電話等の事業者団体 日本ユニファイド通信事業者協会(JUSA) |
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対象ユーザー | AI・クラウドを用いた通信事業者 |
| 対象規模 | 企業規模問わず | |
| 製品形態 |
ー |
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| 価格情報 | ー | |
| 製品概要 | 一般社団法人日本ユニファイド通信事業者協会(JUSA)は、ユニファイドコミュニケーションなどクラウド通信サービスの健全な発展を目的に設立された業界団体である。多様な通信事業者が参画し、技術やサービスに関する情報交換、制度や規制に関する議論や政府への提言、利用者保護や市場環境の整備などを推進している。また、業界内外の連携を強化することで、安心・安全かつ持続可能な通信サービスの普及を目指し、社会全体のデジタル基盤強化に貢献する。 |
ビジネス戦略
通信サービスの発展を推進する日本ユニファイド通信事業者協会(JUSA)は、会員の事業成長を支援するとともに、不正利用対策や防犯に資する社会活動を通じて、電話サービスの健全な普及を目指している。悪質な迷惑電話に関する情報収集や法令改正の議論への参画、事業者認証の推進など、業界横断で社会的課題の解決に取り組む。

JUSAは2019年に発足した業界団体で、国内外の通信キャリアやクラウドコミュニケーションサービス事業者が会員として参加している。発足以来、JUSAが掲げるミッションは三つである。第一に「良い事業者・良いサービス」を普及させ、健全な市場形成を推進すること。第二に、会員事業者の事業成長を支援すること。第三に、不正利用対策や防犯など社会的課題の解決に貢献することである。
JUSAはこれらの目標を実現するため、多様な取り組みを展開している。通信事業者の法令遵守を促進するセミナーや無料相談窓口の運営、総務省・警察庁・一般社団法人電気通信事業者協会(TCA)と連携して悪用された番号を即時停止する「番号停止スキーム」の実施、不適正事業者の通報受付、および警察と連携したJUSA共通識別音の導入などである。あわせて、他の四つの通信事業者団体と連携して推進する「優良電話事業者認証(ETOC)」は特筆すべき取り組みである。
通信は社会の基盤インフラである一方、悪質事業者の存在は業界全体の信頼を損なう要因となる。さらに問題なのは、利用者のみならず事業者側からも悪質事業者の実態が見えにくい点である。ETOCは、法令遵守および事業運営の基準を満たした事業者を認証し、認証マークを付与する制度である。不適正な事業者に対しては認証を速やかに取り消し、他の認証事業者へ周知することで、通信回線や電話番号のサプライチェーン全体をクリーンに維持する。行政・警察・業界の三位一体により、健全な通信環境の確保を進めている。
2025年6月、総務省は迷惑電話対策相談センター(愛称:でんわんセンター)を開設し、記者会見を行った。同センターは、迷惑電話や不審な通話に関する相談受付、収集情報の分析、広報・啓発活動を担う専門機関である。特に国際電話を利用した特殊詐欺への対策を強化しており、利用者からの相談に応じて民間通信キャリアの「国際電話休止受付」への案内を行うなど、利用者にとって複雑な手続きをわかりやすく説明し、必要に応じて警察や自治体に技術的助言も行う。

電話は社会生活に欠かせないツールである一方、悪用されれば深刻な被害をもたらす。JUSAの取り組みは、健全なコミュニケーション基盤を守り、誰もが安心して電話を利用できる社会を支える重要な役割を果たすものである。今後も業界団体、行政、警察、市民が一体となり、被害の未然防止と信頼性の高い通信環境の実現を目指していく。
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お問い合わせ先
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2025年11月13日 09時35分 公開
2025年11月13日 09時35分 更新