さらに、これらのシステムは、期間限定で多くの企業で無償提供されている。PCや(受電用とした場合の)スマートフォン、ルーターが現下の情勢で調達困難というが、個人の機器を利用するBYOD(Bring Your Own Device)は、欧米でその利用率が5~7割に達しており、この機にBYODに躊躇することもなかろう。
最後になったが、CC従事者へのお願いである。今や社会のインフラとなったCCでの職責を自覚し、体調を整え執務環境の安全に意を払いつつ、健康に過ごしていただきたい。今、洋の東西を問わず、時間帯の差こそあれ、「Clap for Carers」(クラップ・フォー・ケアラーズ)として拍手でケアをする人達への感謝を表す動きが広まっている。コールセンターに従事する皆様は、カスタマケアを担っており、まさしく、ケアラーの一人なのだ。