NTTソフトウェア、「CTBASE/SignalPro」の大型ディスプレイ、タブレット対応版を発売

 NTTソフトウェア(東京都港区、山田伸一社長)は、コンタクトセンター運営の見える化ソリューション「CTBASE/SignalPro」の大型ディスプレイ、タブレット対応版を9月12日より販売開始する。これにより、センター運営において管理指標となる、待ち呼数、待ち時間、応答率などをリアルタイムに大型ディスプレイに表示してセンター全体で情報共有したり、タブレット端末を利用してセンターの運営状況をいつでも、どこでも確認することが可能となる。

 コンタクトセンターでは運営品質を管理するために、運営状況を大型ディスプレイやタブレットに表示するニーズが増えいる。しかし、「管理者が管理指標をリアルタイムに確認することが難しい」「会議などで現場を離れてしまうと運営状況を確認することができない」「PBXが大型ディスプレイ表示に標準対応していないため、運営状況をセンター全体に情報共有することが難しい」などといった課題もある。

 CTBASE/SignalProは、これらの課題・要望を基に製品機能を拡充し、リアルタイムマネジメントによるセンター運営の品質および顧客満足度の向上を実現する。主な特徴は次のとおり。

1.さまざまな表示デバイスに対応しているため、最適な手段でリアルタイムの運営管理を実現
 従来から対応しているパトライト、LEDボードに加えて、新たに大型ディスプレイ、タブレットに対応することで、ユーザーの利用環境、目的に応じて最適な表示デバイスを選択できる。ユーザーインタフェースは各種デバイス向けに最適化しているため、ユーザーは視覚的にリアルタイムの運営状況を確認できる

2.タブレットの利用で、いつでも、どこでも、センター運営状況を確認可能
 会議などでコンタクトセンターの現場を離れる際も、タブレットでリアルタイムのコンタクトセンター運営状況を確認できる。これにより、急なコール増、応答率の低下などで対策が必要な際も、即時に状況を確認し、適切な指示を出すことが可能

3.運営管理者が表示内容を簡単に設定変更できるので、導入後のメンテナンスコストを大幅低減
 業務(スキル)ごとの「応答率、待ち呼数、待ち時間」など、さまざまな管理指標に対応している。大型ディスプレイやタブレット端末、LEDボードへの表示項目は情報システム管理者やSI会社に依頼することなく、運営管理者が簡単、即時に設定変更できるため、導入後のメンテナンスコストや運用稼働を大幅に低減できる。

4.コンタクトセンター市場で多数の導入実績を誇るAvaya、CTstageとの連携に対応
 従来から連携対応していたAvayaに加えて、新たに国産コンタクトセンターシステムとして定評あるCTstageとの連携に対応。これにより、CTstageユーザーもCTBASE/SignalProを導入することでコンタクトセンター運営の見える化を実現できるようになる。

利用イメージ(クリックで拡大)
 

 CTBASE/SignalProはユーザーの好みに合わせて、表示項目・レイアウトをセルフカスタマイズできる。また、各表示項目に対して閾値を設定することで、数値の変動に合わせてリアルタイムに表示色を変更し、アラート通知する。

 参考価格は、大型ディスプレイ表示モデルで98万円~(※大型ディスプレイ機器を除く)。売上目標は、2016年度末までに5億円を目指す。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年09月17日 11時35分 更新

その他の新着記事

  • スーパーバナー(P&Wソリューションズ)

購読のご案内

月刊コールセンタージャパン

定期購読お申込み バックナンバー購入