横浜銀行（神奈川県横浜市、大矢恭好代表取締役頭取）は３月22日から、キャッシュカードの紛失や盗難、再発行の手続きをオンラインで完結できるサービスを開始した。
同サービスは、富士通のチャットボットソリューション「Customer Engagement Solution CHORDSHIP」（以下、「CHORDSHIP」）を活用。スマートフォン向けアプリ「はまぎんアプリ」やホームページから利用できる。
CHORDSHIPのAPI連携で同行のシステムと連携。各種手続きの際、顧客は電話や来店が必要だった。行員では、記載情報の確認、本人確認といった事務処理を要していたが、それらがほぼ不要となる。具体的には、紛失や盗難をはじめ、再発行、利用停止処理などカード情報が自動で連携されることで、従来、年間約１万1000時間を要していた業務時間が半減される見込み。
CHORDSHIPは業務フローに沿ってGUIで構築できる、ローコード開発機能を持つ。また、ほかのシステムとのAPI連携が可能。プログラミングの必要がないため、短期間での導入とコスト削減に貢献する。顧客は画面案内に従い、必要事項をチャットに入力するだけと高い操作性を実現。
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