ラクスル、検索型FAQ「Helpfeel」を導入

印刷・集客支援のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」を運営するラクスル(東京都品川区、松本恭攝代表取締役社長CEO)は、Nota(京都府京都市、洛西一周代表取締役CEO)が提供する検索型FAQシステム「Helpfeel」を導入した。

ラクスルは、全国の提携印刷会社の保有する印刷機の非稼働時間で印刷することにより、高品質な印刷物を低単価で提供するサービス。緊急の印刷需要に応える翌日出荷のサービスの開発を進めるなど、顧客の利便性向上に取り組んでいる。2021年7月現在、累計ユーザー数は150万人にのぼる。
新規顧客を中心に、注文や入稿データに関する問い合わせが月間約2万件発生。FAQページは公開しているものの、約40%がno hit(検索した結果、抽出できるFAQがゼロの状態)で、検索精度が課題だった。

「Helpfeel」は、「意図予測検索」機能によって、曖昧な表現、感覚的な表現、スペルミスなどにも対応して検索結果を表示する。加えて、インクリメンタルサーチ(逐次検索)を搭載しているため、キーワードの入力中に質問を予測して候補ページを表示できる。
導入後、1週間で検索ヒット率が1.5倍に改善し、no hit率が最大約32%減少した。

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2021年10月12日 17時08分 更新