電通とISID、CRMプラットフォーム「CubeDTM」を提供

 電通(東京都港区、石井 直社長)と電通国際情報サービス(ISID、東京都港区、釜井節生社長)は、CRMプラットフォーム「CubeDTM(Customer Bonding Engine by Dentsu)」を共同開発し、サービス提供を開始した。
 最大の特徴は、プラットフォームを構成する「データ統合」とマーケティング用途の「データ分析」機能を有機的に結合する機能。

 両社は「スマートフォンやソーシャルメディアの普及でCRMの領域も変化しており、既存顧客の直接購買だけでなく、彼らの情報拡散によって引き起こされる他者への波及購買までを捉えることが、マーケティング戦略策定の重要な要素」と分析する。属性データ・行動データ・意識データを活用し、購買実績などで見る「取引レベル」、アンケートでの好意度・サイトアクセスなどで測る「ファンレベル」、ソーシャルメディアなどの拡散で他者への波及力を把握する「波及レベル」の3軸で分析し、情報拡散力の高い顧客を見つける機能を訴求している。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年05月07日 12時36分 更新

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