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沖縄ツーリスト、多言語AIチャットボット採用

　沖縄ツーリスト（那覇市、東　良和会長、以下OTS）は、レンタカー事業ならびにOTA事業（※）サイトにおいて、NTTマーケティングアクトとアクティバリューズ（東京都渋谷区、陳適社長）が連携し提供する多言語AIチャットボット「talkappi」を採用、運用開始した。

※Online Travel Agent事業…インターネット上だけで旅行商品の取り引きが完結する旅行サービスのこと

　talkappiは、訪日外国人の大半の利用言語をカバーし、問い合わせに高い精度で自動応答するチャットボット。Webブラウザだけではなく、LINEなどのSNSサービスでも対応可能。有人チャットに移行することもできる。NTTマーケティングアクトのチャットボット運用ノウハウを活用し、FAQの多言語翻訳やネイティブスタッフによる有人チャット運用サポートも提供する。

OTSでは、レンタカー事業とOTA事業における顧客体験の向上に力を入れている。訪日外国人への情報提供を進めるなか、とくに台湾の顧客が使用する繁体字対応が好評となり、同システムの導入が決定した。

スマートフォンなどからの位置情報を取得し、位置情報に応じた近くのホテルやレンタカー営業所の情報提供なども可能だ。

今後、さらなる顧客体験の向上を目指し、OTSの基幹システムとAPI連携することにより、レンタカーやホテルの利用の問い合わせ・予約・料金の精算などをチャットボット上で行うシームレスな環境を提供する方針だ。

2024年01月31日 18時11分公開

2019年03月01日 11時39分更新