百五銀行、OKIのSIP-PBXで大規模内線ネットワークを構築

百五銀行(三重県、伊藤歳恭頭取)は、OKIのSIP-PBX「DISCOVERY neo」を基盤とした大規模内線ネットワークを構築した。

導入の背景は、中期経営計画「進化への羅針盤2015」で掲げた、『業務効率とCS(顧客満足度)の向上、BCP体制の整備』に基づいた改善計画にある。

この計画に基づき、2015年度に稼働を開始した2つの本館ビル(岩田本店棟、丸之内本部棟)の内線端末約1300台の集中管理と、三重県を中心とした支店および出張所132カ所の内線ネットワークとのVoIP接続が可能なDISCOVERY neoを採用した。


システム構成図

具体的には、PBXの主装置を岩田本店棟に設置し、内線番号を一本化。拠点番号を付加せずに発信できることで、よりスムーズな電話での情報伝達が可能となった。また、誤発信の抑止にもつながっているという。

回線ユニットや制御部には冗長構成を採用するとともに、丸之内本部棟に通信障害時でも内線/外線サービスを利用できる「サバイバルBOX」を設置。通信障害を検知すると、サバイバルBOXに制御が切り替わり、業務を継続することが可能だ。

なお、システム納入は、OKIとNTT西日本が共同で行った。

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2016年01月28日 10時00分 更新

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