東芝ソリューション、旭化成ホームズにCRMソリューション「T-SQUARE/AS」導入

 東芝ソリューション(神奈川県川崎市、錦織弘信社長)は、戸建て住宅「へーベルハウス」や賃貸住宅「へーベルメゾン」を展開する大手住宅メーカーの旭化成ホームズ(東京都新宿区、池田英輔社長)のアフター業務管理システムを、CRMソリューション「T-SQUARE/AS」で刷新した。

 旭化成ホームズは、創業当初から「安心・安全で長期にわたって高い価値を維持する住まいづくり」を目指し、これまで多くの顧客に快適な住空間を提供してきた。アフターサポートにおいても60年点検システムを業界に先駆けて導入するなど、「ロングライフサポート」の実践と顧客満足の向上に注力している。

 東芝ソリューションは、旭化成ホームズのアフターサポート力を一層強化する新しいシステムを、アフターサービスソリューションパッケージ「T-SQUARE/AS」をベースに構築。2014年2月に全国の旭化成ホームズの顧客からの問い合わせ窓口を中心に稼働を開始して以降、使用実態に合わせて改良を続けてきたが、このたびリニューアルがすべて完了した。

 新システムは、定期点検や修理の予定(計画)から完了(実績)までの一元管理、周辺システムとのシームレスな連携、各パートナー会社とのコミュニケーション強化などを実現し、必要データの検索・取得時間の短縮や、サービスマンの手配にかかる時間の短縮といった効果がすでに出ている。またKPIのリアルタイムでの見える化による進捗管理の向上や、キメ細やかな承認権限の導入によるコンプライアンスの向上などとあわせて、これまで以上に顧客へ高品質なサービスを提供することが可能となった。

■新システムの特徴

1.顧客情報および、建物情報を起点に必要なすべての情報が連携されることで、修理・点検作業履歴の一元管理はもとより、顧客それぞれの状況にあった適切なサポートやサービスコールに対する完了までのリードタイム短縮を実現

2.長期にわたって安全で快適なくらしをサポートするための「建物メンテナンス計画」を自動生成し、タイムリーなサポートを確実に行うことで顧客満足度の向上に寄与

3.社外のパートナー企業もシステムを利用することで、作業手配や交換品確認などの作業スピードを向上

4.モバイルPCからシステムを利用し、現場で必要な情報の参照や登録を行うことで現場対応力の強化を実現

■システム概要図

2024年01月31日 18時11分 公開

2015年03月10日 11時39分 更新

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