ディー・キュービック、翻訳センターと業務提携し多言語対応力を強化

 キューアンドエー(東京都渋谷区、金川裕一社長)のグループ会社であるディー・キュービック(東京都渋谷区、桝谷賢一社長)は、日本国内におけるマルチランゲージ・コンタクトセンターサービスの戦略的パートナーとして、翻訳センター(大阪市中央区、東 郁男社長)と業務提携を行った。

 ディー・キュービックは、通信販売事業者などを対象としたテレマーケティングや、マルチランゲージサービスなどのコンタクトセンター事業を展開する。マルチランゲージサービスでは、在日外国人を顧客とする企業や団体を対象に、通訳・翻訳サービスを展開。5カ国語(英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語)に対応しており、24時間365日の運営体制で、官公庁や自治体、公共交通機関、消防防災、ホテル、通信キャリアなど幅広い分野に導入されている。

 一方、翻訳センターは、特許、医薬、工業、金融・法務分野での翻訳事業を主軸に、通訳、派遣、コンベンション、通訳者・翻訳者育成事業など、言語に関するサービスを展開している産業翻訳業界唯一の上場企業。グループ連結で約6200名の登録者を確保し、翻訳事業での対応可能言語は約70言語と、国内最大の規模で事業を展開している。

 今回の業務提携により、ディー・キュービックと翻訳センターは、マルチランゲージ・コンタクトセンターサービス展開における運営強化を図っていくとともに、ディー・キュービックはキューアンドエーグループの営業チャネルを活用、翻訳センターは既存の翻訳業務のクライアントに対して事業拡大を図る販売戦略で、国内の企業・団体への多言語コミュニケーションニーズに対応していく。

 今後、外国人観光客および在日外国人や就労者の増大や、東京オリンピックに向けた環境整備が進む中で、ディー・キュービックと翻訳センターは、言語対応数最多のサービス展開を図るべく、体制整備と強化を進め、さらなるサービス拡充に向けた展開を図っていく。

2024年01月31日 18時11分 公開

2014年08月18日 15時43分 更新

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