竹中工務店、社員約8000人の問い合わせにAI型チャットボットを導入

ゼネコン大手の竹中工務店は、社内の問い合わせ対応にユーザーローカル(東京都品川区、伊藤将雄代表取締役社長)のAIを活用した自動応答システム「サポートチャットボット」の利用を開始した。

社員など、約8000人からの問い合わせを受ける各部門からは、業務を軽減したいとの声が挙がっていた。また、対応業務の属人化を解消し、対応品質も向上させたいと、同システムの導入を決定。導入後は、「子供が熱を出した際などの時間休の申請方法について」、「年末調整の申告期間はいつまで」といった質問に、24時間いつでも、自動で手続き方法を案内することが可能になった。

総務や人事部門など、先行してシステムを導入した部署では問い合わせが2~4割程度削減。現在は、全9部門へと活用の範囲が広がっている。祝日や深夜帯の業務に関わる社員にも、即時応対できるようになったことで同社は、業務効率が上がったとしている。

「サポートチャットボット」
SNSでの会話データの分析をもとに、高品質な会話を実現させるAI型チャットボット。独自のAI技術は、自然言語処理技術と、テキスト解析の精度向上に特化している。

2024年01月31日 18時11分 公開

2022年03月23日 08時00分 更新

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