インフィニトーク、“低価格×高セキュリティー”なクラウドPBXサービスを提供開始

 Asterisk(アスタリスク)をベースとしたPBXを開発・販売するインフィニトーク(東京都台東区、伊藤保勝代表)は、9月1日より、パブリッククラウドPBXサービスを「スタンダード」と「アウトバウンド」の2プランで提供を開始する。

 インターネットサービスは、通常、データを暗号化し高いセキュリティのもと行われている。一方、IP電話はデータ暗号化技術の標準化が遅れており、これまでセキュリティを容易に確保することが難しく、電話番号などの個人情報流出や、会話を盗聴される危険性が潜んでいた。

 インフィニトークでは、PBXおよびソフトフォンにTLS(Transport Layer Security)とSRTP(The Secure Real-time Transport Protocol)を採用したことで、セキュリティ対策装置の設置など追加コストをかけることなく、低価格で、IP電話を安心して利用できるコールセンター機能を搭載したクラウドPBXサービスを実現した。

 「スタンダードプラン」「アウトバウンドプラン」ともに初期費用無料、月額2万9160円(税込)で、20席、2回線、1電話番号の小規模なプランから利用可能。「スタンダードプラン」では、統計レポート機能および、リアルタイムモニタ機能を標準装備した。また「アウトバウンドプラン」では、コールセンターの運営効率改善につながるオペレータの稼働状況に合わせて、電話番号リストから自動で発信されるオートコール機能を標準装備している。

 同社では、低価格で暗号化されたセキュアなクラウドサービスが普及し、業界全体として安心して使えるクラウドサービスの発展に向け努めていく方針だ。

■パブリッククラウドPBXサービス(イメージ図)

2024年01月31日 18時11分 公開

2014年08月25日 11時12分 更新

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