米ChurnZero、カスタマーサクセスAIを発表

米国においてカスタマーサクセスプラットフォームを提供するChurnZeroが、カスタマーサクセスAI(CS AI)を発表した。
エンゲージメント、コンテンツ、戦略などのアイデアを自動生成による提供を可能にするという。


すでにChurnZeroを使用しているカスタマーサクセスチームでは、ChurnZeroのAI生成コンテンツを完成させることで、メールのタイミングやスクリプト、アイデアなどのリストを数分間で作成。

これは、OpenAIの「ジェネレーティブAI」を利用したもの。
ジェネレーティブAIとは、「コンテンツやモノについてデータから学習し、それを使用して創造的かつ現実的な、まったく新しいアウトプットを生み出す機械学習手法」とされている。

この機能を活かし、カスタマーサクセスにおいて欠かせない、コンテンツの作成と戦略の構想を行う。

AIで生成されたドラフトを作成するために必要な指示は1~2文程度。

たとえば、「JaneDoeに、短い招待メールを書いてください」、または「サブスクリプションビジネスにかかるコストを懸念材料としているリーダーへのアドバイスになる通話スクリプトを用意してください」など。

利用者は、追加情報、書式設定の指示、翻訳言語などを指定し、内容をブラッシュアップすることもできる。

CS AIは、現段階ではChurnZeroLabsの実験的な機能だが、近い将来、正式なユーザーワークフローに取り入れる予定。



ChurnZeroについて
2015年に設立され、ワシントンDCに本社を置き、アムステルダムにオフィスを持つリモートファースト企業。

2024年01月31日 18時11分 公開

2023年01月12日 19時13分 更新

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