リソルカンパニー(東京都世田谷区、正願地 洋介代表取締役)は6月、Webサイト訪問者への課題ヒアリング、提案、行動促進をAIが自律的に行うAIセールスエージェント「One Touch Sales AI」を正式リリースした。第一弾プロダクトとして、AIセールスエージェントを実装した基幹サービス「ASAチャットボット」の提供を開始する。
同社は、広告費やSEO施策でWebサイトに集客しても、多くの訪問者が「誰にも接客されないまま」離脱している点を課題として挙げる。従来のWebサイトは、ユーザーが自ら情報を探し、問い合わせに至るまで企業側が待つ構造が一般的だった。この構造を「待つだけのWeb接客」から「提案営業する接客」へ変えることを提案している。
One Touch Sales AIは、Webサイト上で訪問者と対話し、悩みや目的、比較ポイントをヒアリングしながら、1人ひとりに合った提案を行う。従来のFAQ型チャットボットとは異なり、課題ヒアリング、ニーズ分析、提案生成、比較サポート、行動促進までを一貫して自動化できる点を特徴としている。

画像、動画、PDF資料も提案に活用し、オンライン上でも営業担当者による提案体験の実現を目指す。β版の導入企業では、リード獲得率向上や問い合わせ改善などの成果も確認されているようだ。また、顧客の声は管理画面に蓄積され、AIが顧客傾向や興味内容を解析するため、営業担当者は商談前に重要情報を短時間で把握できるという。
導入方法は、発行された埋め込みコードをWebサイトへ設置するだけで、最短1日で稼働開始できるとしている。300メッセージ/月まで無料で利用可能なプランも提供する。今後は、業界別セールスエンジンの強化、パーソナライズ提案精度の向上、AI分析機能の拡張を進める方針だ。
営業のみならず、オンボーディングを支援するカスタマーサクセスでの活用、あるいはOne Touch Sales AIに蓄積された情報をもとにオンボーディングを支援するといった活用法も考えられそうだ。
2026年07月03日 14時46分 公開
2026年07月03日 14時46分 更新