新日本製薬(福岡県福岡市中央区、後藤孝洋代表取締役社長CEO)は、コールセンター業務の効率化と顧客の声(VOC)の高度活用を目的に、テックタッチ(東京都中央区、井無田 仲代表取締役CEO)のデータ戦略AIエージェント「AI Central Voice」を導入した。
新日本製薬は、化粧品や健康食品、医薬品の企画販売を展開し、主力ブランド「パーフェクトワン」を中心に顧客基盤を拡大してきた。中期経営計画「Growth Next 2027」では、顧客の声を起点とした商品開発とロイヤルティ向上を掲げている。一方、コールセンターではACWによる業務負荷と、VOCを十分に活用しきれていない点が課題だった。
そのなかでも、センター内にあるインサイドセールス部門では、通話内容から得られるパーソナライズデータや販売情報、VOCを高精度に収集・分析し、営業活動や商品改善に反映させる体制構築が求められていた。
AI Central Voiceは、企業内に散在する音声やテキストなどの非構造化データを整理・分析し、意思決定に直結する示唆を導くAIエージェントとなっている。業界特化の学習モデルと、独自の前処理技術により、通話内容の自動要約や分類を可能にする点が評価され、採用に至った。
今回の導入により、新日本製薬はACWの削減による業務効率化と、VOCを軸とした販促・商品開発の高度化を同時に進める。今後は、本基盤を全社的なデータ活用とカスタマーサクセス強化の中核に位置づけ、AI活用による事業成長を加速する方針を掲げる。
2025年12月17日 10時38分 公開
2025年12月17日 10時38分 更新