Gainsight(東京都港区、絹村 悠代表取締役社長、以下ゲインサイト)は10月、都内で「Customer-Led Growth Leaders Summit 2026」を開催した。
当日は、来日した米ゲインサイトのChief Revenue Officer、マリリー・ベア氏、絹村氏など同社のキーマンが登壇。Customer-Led Growth(CLG)やカスタマーサクセスを取り巻く環境の変化を解説すると同時に、次の3つの新サービスについて明らかにした。
(1)AIネイティブプラットフォーム:ポストセールス領域におけるAI実装を支援する。オンボーディング、活用促進、エンゲージメント、学習、契約更新、拡大まで、受注後のカスタマージャーニーをカバーし、人、AIエージェント、AIネイティブサービスを組み合わせながら顧客成果の最大化を図る。すでに同社が提供する「Digital Customer Hub」「Customer Success」には、顧客の引き継ぎ、セルフオンボーディング、サクセスプランの作成、学習支援、アップセル、解約リスクの検知など、ポストセールスの各場面を支援するAIエージェントを組み込んでいる。
(2)Renewal AI-Native Service:AIエージェントとゲインサイトの専門家を組み合わせることで、とくにロングテール顧客への契約更新アプローチを最適化する。AI(Renewal Agent)が顧客へのアプローチを主導し、返信内容の分類や定型的な依頼への対応を行う一方、判断やエスカレーションが必要なケースでは、CRMやCPQに精通した専門家が支援する。契約の保守・更新プロセスを自動化し、契約更新の成果に連動して課金する新しいビジネスモデルとして発表した。
(3)アドバイザリーサービス:カスタマーサクセスの初期設計やカスタマージャーニー設計、ヘルススコアの実装、カスタマーサクセス教育に加え、コミュニティデザイン、CoE(Center of Excellence)の設計、チェンジマネジメントなどを通じて、企業の変革を支援する。
イベントを通じて、同社は「AIエージェントは“作って終わり”ではない。AIの進化は凄まじく、開発したソリューションも顧客の成果に届ける、転換する仕組みが不足している」と課題を指摘。「ポストセールスを中心としたGTM(Go-To-Market)をAIとデジタルで再設計する必要性」を強く訴求した。3つの新サービスは、その課題への回答といえる。
イベントでは、経営トラックと実践トラックに分かれ、ソフトバンク、ビズリーチ、jinjerなどのキーマンが次々に登壇。GTM戦略の要諦について議論が展開された。
2026年10月14日 16時03分 公開
2026年10月14日 16時03分 更新
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