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ベクスト、テキストマイニングソリューションの独自開発技術で特許を取得

ベクスト(東京都目黒区、小橋寿彦代表取締役社長)は、テキストマイニングソリューション「VextMinerシリーズ」の最新製品「Vext知識+(ベクストチシキプラス)」に用いている独自の開発技術について、特許を取得。対話テキストの自動体系化および、トークシナリオの自動抽出・可視化などの2件の技術が対象となった。

対話テキストの自動体系化では、不要な言葉を多数含む対話テキストに対し、重要となる話題を自動的にラベリングすることで、元の対話テキストの分類を容易にできる。また、分類結果をチューニングするためのUI技術も含む。コンタクトセンターでの応対内容の全体像の素早い把握を可能にするとともに、業務に合わせたチューニングによる高品質な知識の活用を促進する。

トークシナリオの自動抽出・可視化については、対話テキストで多様な表現や、話す内容の順番が混在するものから主要な話の流れのパターンを抽出および統合。それにより、対話テキストをトークシナリオの形式に自動的に整理する。生成AIを活用し、話し言葉を書き言葉に変換してFAQの抽出を行ってチャットボットのナレッジとして利用したり、トークスクリプトのナレッジとして活用できる。

「Vext知識+」は、顧客との会話から直接、FAQやAI投入用のトークシナリオが作成できるコンタクトセンター向けソリューションとなっている。

2024年01月31日 18時11分 公開

2023年06月29日 07時00分 更新

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