NTTドコモ、表形式データをもとにチャットボットを自動作成するツールを開発

NTTドコモは、表形式データからチャットボットを自動作成するツールを開発した。

表データ
図 NTTドコモから提供される表に必要なデータを入力するとチャットボットが自動作成される

上図のように、回答および回答を導くために必要なキーワードを専用の表にデータを入力し、自動生成ツールに取り込むことでチャットボットを自動作成できる。同社によると、100の質問に回答するチャットボットを作成する場合、従来の質問と回答のペアをもとに組み立てるフローチャート形式と比べ、構築プロセスを約50%短縮できるという。

今後は、ABC Cooking Studioの「献立チャットボット」における実証実験を通じて課題点を洗い出し、回答精度の向上を図る。献立チャットボットは、ユーザーが入力した食材に応じたレシピを提案するサービス。ABC Cooking Studioが提案するレシピや使用材料など、約1400キーワードを利用してチャットボットを自動作成した。
 
実証実験は、2017年7月31日まで。2017年度内の商用化を目指す。

2024年01月31日 18時11分 公開

2017年05月23日 14時31分 更新

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