2016年7月号 <特集>

特集扉

サービスの“はじまり”と“終わり”を描く
顧客接点のグランドデザイン

Part.1 <現状と課題>

すべての体験はWebからはじまる──
変わるコールセンターの貢献ポイント

KPIは応答率、優先すべきは丁寧な言葉使い。オムニチャネル時代が到来してもなお、コールセンターのあり方は変わらない。一方で複雑化する消費者行動を受け、カスタマー・エクスペリエンスやカスタマー・ジャーニーといった顧客接点に関する新しい考え方や手法が登場、マーケティングの世界では活発に議論されている。「重要な顧客接点」であるコールセンターの役割を再考する。

図 顧客接点の変化

図 顧客接点の変化

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Part.2 <事例検証>

“360°視点”で描く顧客体験
先進事例4社に見るチャネル設計

クレジットカード、通信キャリア、生命保険、小売り・流通業。業種が異なっても、コールセンター、Web、店舗(有人対応)といった“顧客接点の一貫性”というコンセプトは不変の要素だ。センターは、関連部署と密接に連携、ときとして司令塔役を果たしている。コンセプト具現化に向けて、VOC、アプリ活用、カスタマー・ジャーニー・マップ作成などの取り組み事例をまとめる。

CASE STUDY 1:アメリカン・エキスプレス・インターナショナル

エンド・トゥ・エンドでCXをサポート
顧客接点を融合するセンターの役割

CASE STUDY 2:KDDI(au)

ユーザーの体験と行動を分析し
「ロイヤルカスタマーの方程式」を描く

CASE STUDY 3:メットライフ生命

ペルソナ、行動分析、アンケート
「顧客理解」から始めるCX改革

CASE STUDY 4:キタムラ

すべての道は店舗に通じる
集約された「オムニチャネルの動線」

2024年01月31日 18時11分 公開

2016年06月17日 19時47分 更新

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