BPO総市場の現状と展望2024
<コンタクトセンター&フルフィルメントサービス版>
──デロイト トーマツ ミック経済研究所
2022年度までコロナ特需に湧いたコンタクトセンターBPO市場。特需を終えた23年度は、その反動から4.1%減の1兆280億円と、調査開始以来初のマイナス成長となった。24年度以降は、新NISAやキャッシュレスなど金融分野での盛り返しはあるが、市場環境は楽観できない。BPO各社による売上・市場拡大に向けた模索が始まっている。
ICT/BPO分野専門の市場調査機関であるデロイト トーマツ ミック経済研究所は2024年5月、コンタクトセンター市場およびフルフィルメント市場を調査分析した「BPO総市場の現状と展望2024年度版<コンタクトセンター&フルフィルメントサービス版>」を発刊した。同レポートは、主要BPOベンダー37社を調査し、その他のベンダーを含めて22年度〜24年度までの売上実績・見込みを集計・分析。さらに27年度までの市場規模を予測している。