カングロ、クラウド型目標管理ツール「TREE」を販売開始


経営・組織人事コンサルティング会社のカングロ(東京都練馬区、藤井利幸代表)は、コールセンター向けクラウド型MBO目標管理・スキルセット向上ツール「TREE Ver.1.0」を10月1日より提供開始した。

TREEは、靴やファッションのネット通販会社である米ザッポス(米国ネバダ州、トニー・シェイCEO)のコールセンターマネジメントから着想を得て、同社の「自身が幸せであればお客さまや世の中に幸せを届けることができる」という企業文化を反映した構成になっている。
具体的には、①自分で自分自身をコントロールしていると感じることができる、②進歩・成長を感じることができる、③つながりを感じることができる、④ビジョンと意味を感じることができる、⑤職場の「暗黙知」を最大化することができる――という、従業員がハピネスを感じる要素に紐付く形で、(1)目標設定力の向上支援、(2)タスクの進捗管理/PDCAのモニタリング、(3)各人の目標・ナレッジの共有/コミュニケーションの活性化、(4)組織のビジョン・ミッションの日々の確認、(5)スキル・能力定義の可視化/業務実績の共有――などを実践するための機能を搭載。
目標達成度や進捗を◎○△などで評価できるため、オペレータも楽しみながら自身の成長を確認できることが特徴だ(画面)。

これらの業務はエクセルベースで管理されているコールセンターが一般的だが、SVにとって、オペレータの目標管理や育成進捗の確認、面談のスケジュール設定などは業務負荷が高く、慢性的な残業の要因になっているケースも少なくない。HRMを1システムで統合管理することで、相当の負荷軽減が見込めるうえ、集計や分析も容易になる。

TREEの利用料金は、初期費用10万円(税別)、月額3万5000円(50名以下)~。導入後3カ月は導入支援を行う他、以降も人事評価制度設計や組織・風土改革などのコンサルティングサービスをオプションで提供する。



画面イメージ

2024年01月31日 18時11分 公開

2016年11月05日 07時00分 更新

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