みずほ銀行、SE社の音声感情認識技術を試行導入

 みずほ銀行は、米シリコンバレーに本社を置くSimple Emotion社(SE社)と、コールセンターにおけるオペレータのさらなる応対品質向上を目的に、同社の音声感情認識技術をコールセンター業務へ試行導入することに合意した。今回のSE社との試行は邦銀初の試みとなる。
 SE社の音声感情認識技術は、人の声の周波数などから、話者の感情をどの言語でも識別することが可能。SE社はこの技術の活用領域をコールセンターだけでなく、ロボティクス、ヘルスケアなどの幅広い分野とし、各社の業務特性にあったソリューションを提供している。
 みずほ銀行は、今年2月よりコールセンターにおいてIBMの「Watsonテクノロジー」を導入し、「より正確」かつ「よりスピーディー」な応対の実現を目指している。今回、SE社の技術をコールセンターに活用することで、オペレータのさらなる応対品質向上を目指す。また将来的には、顧客とのコミュニケーションにおいて、Watsonと連携させた最適なワン・トゥ・ワン応対や、店頭やロボットなどの他チャネルへの活用を展望している。

2024年01月31日 18時11分 公開

2015年11月10日 13時01分 更新

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