ナイスジャパン(東京都港区、オリビエ・ジオレット社長)は、米本社のNiCEがAIイノベーション組織『NiCE Labs』を設立したことを発表した。
NiCE Labsは、AI研究、ベンチマーキング、プロトタイプ開発を推進するAIイノベーション組織で、エージェント型AIを活用したカスタマーエクスペリエンス(CX)の実用化を支援する。NiCEのインキュベーションおよびイノベーション推進エンジンとして機能し、最先端AI専門知識を結集するとともに、顧客やパートナーと緊密に連携しながら、先進的なAI研究をエンタープライズCXの課題に直接適用していく。
具体的には、「研究およびベンチマーキング」「プロトタイピングおよびインキュベーション」「AI知見の発信」の3つの柱を基盤とする。
研究およびベンチマーキングは、AIエージェントがどのように推論、学習し、エンタープライズ規模で信頼性高く機能できるかについての業界特化型研究を推進する。また、実際のCXシナリオをもとに、AIモデルやアーキテクチャ、オーケストレーション手法を評価し、NiCEのプラットフォームへ導入する技術について、客観的なデータに基づいた判断を行う。
プロトタイピングおよびインキュベーションは、NiCEのエージェント型AI関連ポートフォリオにおいて、新機能のプロトタイプ開発を進める。企業での活用が見込めるアイデアを検証し、製品ロードマップに反映。有望なコンセプトを実用レベルの機能へとスピーディーに進化させる。
AI知見の発信は、研究成果、リファレンスアーキテクチャ、ベンチマーキング結果などを公開し、NiCE Labsが培ったAIに関する知見を広く共有する。学術機関やAIモデルプロバイダーを含む外部エコシステムとも連携し、AI分野における革新と、エンタープライズCXの進化に向けて実用性と信頼性を備えたソリューションとをつなぐ。