実践編
第6回最終回
「伸びる人」と「伸び悩む人」の違いは、才能でも経験でもなく、「振り返りをしているかどうか」だ。「振り返り」があるかどうかで、とくに新人の成長スピードは大きく変わる。振り返ることで、経験は「出来事」から「学び」に変わるためだ。「心の土台」をテーマに、新入社員育成について論じてきた本連載の最終回では、成長につながる振り返りのポイントを解説する。
コールセンターの仕事は、1件1件の対応が連続し、目の前の業務に追われがちです。しかし、実はこの「振り返り」があるかどうかで、新人の成長スピードは大きく変わります。
なぜ振り返りがそれほど重要なのでしょうか。それは、経験を「ただの出来事」で終わらせるか、「学び」に変えるかの分岐点になるからです(図)。

例えば、クレーム対応でお客様に強い言葉を言われたとします。振り返りをしない場合、「怖かった」「大変だった」と