JAPAN AI(東京都新宿区、工藤智昭代表取締役社長)は、AI開発・運用プラットフォーム「JAPAN AI STUDIO」に、カスタマーサポート向けの問い合わせ管理機能を提供開始した。
メールを中心とした問い合わせ対応業務の効率化と応対品質の平準化を図る。
顧客からの問い合わせをメールで受け付けている企業は多い。
しかし、専用の管理ツールを導入していない場合、対応状況の可視化が難しく、返信漏れや重複対応が発生しやすい。また、過去の対応履歴が個人のメールボックスに分散し、組織としてのナレッジが蓄積されにくいことも課題となっている。
今回の新機能では、GmailやOutlookから問い合わせを自動取得し、データベースに蓄積。AIが内容を解析し、必要なアクション、要約、緊急度を自動判定する。管理者は、一覧画面で未対応の問い合わせを確認し、適切な担当者に割り振る。担当者は割り振られた問い合わせを確認し、対応しながらステータスを「対応中」「解決済み」などに更新することで、対応漏れを防ぐ。未割当件数や長時間対応中の案件を抽出するレポートやダッシュボードにより、チーム全体で進捗を管理できる。
回答支援では、AIが過去の対応履歴や社内資料を参照して回答案を生成し、担当者が確認・修正のうえ返信する仕組みを採用。管理者によるレビュー管理やメンション機能も備え、品質のバラつきを抑制する。
加えて、解決済み案件からFAQを自動生成し、ナレッジとして蓄積。経験の浅い担当者でも過去事例を参照しながら対応できる仕組みを整える。JAPAN AIは、同機能を通じてサポート業務の標準化と生産性向上を支援し、AI活用の実装を後押ししていく考えだ。