三菱商事、社内向けサポートにAI対話エンジン「BEDORE Conversation」を導入

三菱商事(東京都千代田区、中西勝也代表取締役社長)は2022年4月、社内対応業務の効率化へ、PKSHA Technology(東京都文京区、上野山 勝也代表取締役)のグループ会社PKSHA Workplaceが提供する、深層学習と自然言語処理(NLP:Natural Language Processing)を活用したAI対話エンジン「BEDORE Conversation」を運用開始した。

三菱商事は、場所や時間にとらわれない新しい働き方を志向し各種施策に取り組む中で、社内の問い合わせ対応業務の効率化が課題となっていた。既にAI搭載のFAQ検索エンジンを運用中だが、回答精度に課題があり、利便性のさらなる向上、効率的な運用のための新サービスを検討していた。

選定に向け、稼働中のエンジンに登録済みのFAQをBEDORE Conversationに取り込んで検証した結果、回答精度は95%と従来エンジンよりも高い回答精度を実現した。また、「言語処理能力」「学習チューニングの運用性」「機能拡張性」といった評価項目においてもBEDORE Conversationに優位性があると判断し、導入を決定。全従業員が利用するMicrosoft Teamsとの連携可能な点も選定ポイントとなった。

          


三菱商事は今後、BEDORE Conversation をFAQ検索以外の場面まで対話エンジンの活用を拡充する計画だ。

2024年01月31日 18時11分 公開

2022年10月17日 11時40分 更新

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