インタラクティブ・インテリジェンス、「Interaction Mobilizer」提供開始

 インタラクティブ・インテリジェンス・インク(日本支社: 東京都新宿区、ドナルド・E・ブラウン社長)は、カスタマーサービスのモバイルソリューション「Interaction Mobilizer」を2013年5月より本格的に提供する。

 同ソリューションは、エンドユーザーがクリック・トゥ・コール(1クリックでの通話呼び出し)やチャットなどで、システムログインからオペレーターと会話を始めるまでのサポートを行なうもの。コールはスキル別に振り分けられ、応答キューに追加される。オペレータは、自席端末で自動ポップアップで受信通知を受けたり、顧客の氏名や端末種類、製品名、現在地などの情報を参照できる。

 同社は、「現在、米国のスマートフォンユーザーは1億人を超え、そのうち19%がタブレットを所有していることを背景に、端末を問わないカスタマーサービスを提供する」としている。

 主な機能は以下の通り。

開発者向け
・iPhone/Android/Windows Phone向けセルフサービス型アプリケーションの構築を支援。Facebookページでも同等の機能が可能。
・デバイスに依存しないプログラミング言語で、サポート端末およびソーシャルメディアに容易な構築・導入を実現。
・「Interaction Mobilizer」で開発されたモバイルアプリは、独自のブランド名を冠した製品として配信できる。


顧客向け
・すぐに電話対応してもらえない場合、時間指定コールバックをリクエストできる。コールバック時はアプリ上で通知される。(今後、チャット/SMS/テレビ電話もサポート予定)
・企業が発行する認証アカウント、Facebookアカウントでアプリへログオン可能。

オペレータ向け
・アプリを通じて得られたエンドユーザーの情報をFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアリソースと融合できる。たとえば、ユーザーのモバイル端末に記録されたFacebookアカウント情報を当アプリでの認証に用いるなどシームレスな活用が可能。

バックエンドの管理者向け
・マイクロソフト、オラクル、セールスフォース・ドットコムなどのクラウドサービスを利用したデータホスティングサービスを提供。
・エンドユーザーの端末におけるアプリの使用状況を、暗号化標準などの必要なコンプライアンス要件を満たしたデータで確認できる。


2024年01月31日 18時11分 公開

2013年04月26日 17時22分 更新

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