キューアンドエーグループ、「第2回品質改善アワード」開催

 キューアンドエー(東京都渋谷区、川田哲男代表取締役社長)は、コンタクトセンターおよび訪問サポートの業務管理者・チームを対象とした「第2回品質改善アワード~日々の活動の自慢大会」を開催した。グループの品質管理活動を活性化し、高品質のサービス提供を目的に、2018年度に各チームで実施した活動や現場スタッフによる日頃の工夫をプレゼンテーション、「共有・承認・称賛」を行う趣旨で行われた。

 今回のテーマは「『感動品質』を実現するためには?」。(1)汎用性(2)独創性(3)感動共有(4)運用工夫の4つのテーマを設け、いかにして課題を解決したかを発表した。

キューアンドエーから6チーム、ディー・キュービックから5チームの合計11チームが出場。各チームの代表者が、活動に至った案件の背景、現状と課題、取り組み内容、成果、今後の展開を発表した。審査項目はわかりやすさや説得力、効果のインパクトや熱意、感動共有ができているかなど。役員の評価と聴衆者の投票によって、上位チームを表彰した。

▼(左)ディー・キュービック伊柳義之社長、(中)最優秀賞を受賞したチームリーダーの保坂厚介さん、(右)キューアンドエー川田哲男社長



最優秀賞に選ばれたチームは、通信販売の窓口のチームだ。取り組みポイントは、(1)離職の阻止(2)KPIの達成(3)クライアントとのゆるぎない関係構築。具体的には、メンタルヘルスの観点から社員の話に耳を傾け、わずかな変化に気付き、お互いに声を掛け合うよう意識した。結果、離職率は約8%に留まった。また、定着した社員に対しては、目標KPIを達成できるような工夫を施した。モチベーションにつなげるためクライアントを表彰式に呼び、メッセージやプレゼントの贈呈を依頼。また、(3)については、クライアントが提供するダイエット食品をチームメンバーが進んで利用し、その効果を身をもって体験。クライアントから厚い感謝の言葉を受け、他社案件の移行にも成功。目標売上げを大きく達成した。

このほか、オーディエンス賞、感動共有賞、伊柳社長賞、川田社長賞が対象各チームへ贈られた。

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2019年02月15日 16時47分 更新

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