不動産開発のMID都市開発、オラクルのクラウドソリューションを導入し顧客情報を一元管理

不動産開発や住宅事業を展開するMID都市開発(大阪市、花井良一社長)は、日本オラクルのクラウド・アプリケーションを採用、顧客情報の一元化とデータ分析の精度向上を実現した。

導入したのは、マーケティング業務向けクラウド・アプリケーション製品群「Oracle Marketing Cloud」のマーケティング・オートメーションを支援する「Oracle Marketing Automation (Oracle Eloqua)」。

同社は、住宅検討のプロセスにおけるインターネットの重要性が高まったことを受け、顧客へのアプローチ手法を再検証。従来の電話中心の営業からオンラインの顧客データに基づいた営業手法へシフトし、顧客それぞれの特性に合わせたコミュニケーションの実践を検討してきた。課題として上がったのがチャネルごとに分散したシステムの統合管理。Webサイトの閲覧分析ツール、メール配信システム、資料請求のための入力フォーム制作のためのシステムなどが異なるシステムだったので、顧客の属性やオンライン上の行動データが分断されていたうえに、システムごとの分析作業や業務が必要となり、システムの運用費用も重複していた。今回の新システム導入でこれらの課題を解消。顧客の行動に合わせたメッセージの送信や、すでに活用している営業支援システム(SFA)との連携による顧客の反応を検証したうえでより関心の高い顧客にアプローチすることが可能となっている。

2024年01月31日 18時11分 公開

2016年03月30日 11時27分 更新

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